50歳からの人生立て直し

前頭側頭型認知症の夫と二分脊椎症の娘の事

ボチボチ頑張ろっかな

今日の雨ですっかり桜が散ってしまって、
桜って本当に儚い。



前回、なるようにしかならないと書いたけれども
その後 なぜだか、寂しくて寂しくて泣いてしまった。
たまにこの周期がやってくる。


ぽかんと大きく空いてしまった大きな深い穴は
埋められることなくこれからずっと抱えて生きていかなければならない。


確かに時間が経てばその穴も変化するけれど
埋めることはやっぱりできない。


だからあえて 「なるようにしかならない」 と自分に言い聞かせて
奮い立たせようとする。


そして時々その心は しなったり、ポキンと折れたりして
泣きたくなる。


そばにいて欲しいと。



ああ、自分は寂しくて仕方ないんだな。
日々の色々なこと、些細なことでもいいから喋りたいんだな。
お父さんもそう思ってくれてるかな?、、、




しあわせ しあわせ、、、口にするといいよと聞いて心掛けている。
お散歩して、五感を働かせながら唱えるように。



でも、じわっとしあわせを感じる時がある。


こうして今私が「ここ」にこうして生きていられるのは
まわりの人たちの支えてくれているからなのだ と気付かされた時。



本当に周りの方々に心から感謝している。




今日施設に面会に行ったら52歳の主人の肌艶はピカピカで
穏やかな顔をしていた。とても良くしていただいている。
介護士さんの手をギュッと握って支えてもらってる。
お父さんも、しあわせだね。



ガラス越ししか会えないけれど手を引かれて歩く姿は、
何十年も先にあるものが早まっただけなんだなと思える。



うん、やっぱりなるようにしかならない。
そしてなんとかなる。



書きながら少しずつ元気になってきた。



また一週間、ボチボチいこうかな。

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