50歳からの人生立て直し

前頭側頭型認知症の夫と二分脊椎症の娘の事

幸せって?

年が明けて2022年1月ももう下旬。
よわい(齢)50を超えると1日が早い。
ボケ〜っとしてるとあっという間に1年が過ぎてしまうだろう。いかにももったいない。
頑張る必要はないけど人生楽しまないとなぁと始めたのが山登り。


家から車で10分程の所にある岐阜城に、45分で登る。ちょうど程よい負荷がかかり頂上から見る景色は本当に綺麗で気持ちがスッキリする。
そして相棒の柴犬も一緒に登るので犬好きな人が声をかけてくれることで沢山の人と交流出来ている。それが何より楽しい。


ここまでくるのに6年かかった。
心から気持ちいいなあと思っていいんだ。
私だけ楽しんでいいのかな?と心のどこかで夫に遠慮していたけど、ただシンプルに楽しい、気持ちいいと感じれるようになって嬉しい。


私的にこれでもう充分幸せ。


昔、夫と2人で夕方になるまで雑草を抜いていた時、あっ、これなんか幸せって感覚があったのとよく似ている。


夫と2人で犬の散歩していただけで、ふと、あ、これなんか幸せって思った感覚。これも似ている。


幸せってシンプルなんだな。
自分の感覚を大切にして積み重ねをしていこう。



施設にいる夫の面会に行くとまたもコロナでガラス越ししか会えなくなっていた。
触れることもできないけれど、やっぱり施設の方にとても綺麗に身だしなみを整えてもらっていて感謝しかない。


舌が本人の思うように動かなくなってますます誤嚥の危険が出てきているけれど、介護職員さんが手を動かすと口を、動かし食べ物を食べたい仕草をする。反射だと思うけれどちゃんと食べることを忘れていないと思いたい。
頑張ってくれている。
その姿さえも愛おしいよ。

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